ブログがそれ以外の日記ツールなどと比較して、 最も優れている点はトラックバックやコメントというコミュニケーション機能だと考えています。
ブログ以前にも日記ツールはさまざまなものがリリースされていましたが、 日記として自己完結させるものでした。
コメントを書き込むことのできるものもありましたが、それもごく一部でした。
ブログには、トラックバックとコメントというコミュニケーション機能が搭載されており、 ブログ同士が情報やリンクを共有するというつながりを持つことができます。
トラックバックは、簡単に言うと、記事において引用や参照を行ったという報告です。
たとえば、Aさんがある記事を書いて、 それを見たBさんが自分の意見を自分のブログに書き込むときに使います。
「Aさんはこう言っていますが、自分は(も)こう思う」という記事を書いたとき、 BさんはAさんのブログに、Aさんの記事を参照させていただきましたという報告をトラックバックで送ります。
Aさんのブログには、Bさんの記事がトラックバックとして送信されます。
これがトラックバックの仕組みです。
トラックバックが送られた側のブログ(Aさんのブログ)には、送った側のブログ(Bさんのブログ)へのリンクが自動的に掲載されます。
有名なブログにはひとつの記事におよそ1000件を超えるトラックバックが送信されます。
注目度の高いブログにトラックバックを送信することで、 たくさんの人がそのブログのリンクをたどって、自分のブログにアクセスしてくるチャンスがあるということです。
もちろん、まったく関連性がなかったりする記事にトラックバックを送っても注目度は低く、アクセスは増えません。
積極的にブログの情報収集を行い、関心のある記事を見つけ、そこにトラックバックを送るというのが、 とっても自然で効果的な使い方だと思います。
自分のブログへ向かうリンクの数が増えることで、アクセスアップにも大きな役割を果たします。
アクセスアップのためだけではなく、情報を共有すること、共感しあうことで、 ブロガー同士のコミュニケーションに大きく役立つのです。
ということで、トラックバックの練習には、ヘルパータウンのブログをどうぞご利用ください。